こんにちは。高橋聡(たかはし さとし)です。
昨夜は初めてのブログ投稿で、興奮のあまり、なかなか眠れずに寝不足気味でした。
そんな時、電話がかかってきましたよ。山田君から。
私 「もしもし」
山田「あ~もしもし。ところでさ、あの名前ってないんじゃないの??山田一郎って」
心の声(おいおい、開口一番のセリフがそれかよ)寝不足も関係して、ちょっとイラッとしました。
私 「山田。それを言う前に、何か他にも言うことがあるだろ?」
山田「ああ。そうだな。もっとお洒落な名前に変えてくれ!」
心の声(山田!!「ブログを立ち上げてくれて、ありがとう」だろ!)私は、その後に続ける言葉もなく、無言で電話をきりました。
山田君は昨日のブログを見たんですね。そのブログのことで、恩を着せるわけではないのですが、せめて「ありがとう!俺も頑張るよ!」くらいの言葉は欲しかったです。
と、その時は頭にきて電話を切ってしまったのですが、思えば山田君はそういう奴なのです。
話は30数年前にもどります
その日は、高校の文化祭の出し物の件で、クラスで話し合いをしてました。
クラス8割がたの意見は「喫茶店」を出店したいというものでした。
そこに猛然と立ちはだかったのが、山田君です。
彼は、「お化け屋敷」の出店を望み、いかに「お化け屋敷」が収益も見込めて、盛り上がるかを延々と語り続けます。
30人対1人の構図です。山田君は一歩も引かず、涙ながらに訴えましたが、結局多数決により「喫茶店」に決まりました。
そして、文化祭の当日、山田君は無断欠席をしました。
そう、彼は自己主張が強く、なんでも自分中心に考えてしまう奴なのです。
「山田、お前は昔と何も変わってないな…」
本気で結婚を望むなら、その性格というか考え方を変えなければ、一生結婚なんて出来ないぞ。自分のことばかり考えるんじゃなく、相手の気持ちを優先・尊重しなければ、良い人間関係は築けないよ。結婚ともなると、そこは重要事項だ。
やはり、一から「結婚」について考えなければいけないようだ。
まずは、今の結婚事情を一緒に見直そう!
日本の結婚事情
結婚にいたるまで
日本は古くから「お見合い」の文化がありました。実に鎌倉時代からあったそうです。
そこに登場するのが「仲人」です。その「仲人」が縁をとりもち、結婚するのはあたりまえの時代だったのですが、自由恋愛という流れになり、本物の「仲人」が少なくなった今、結婚するには、自分たちで相手を見つけなければいけなくなりました。
「仲人さん」いましたね。ただ、私の知ってる「仲人さん」って、結婚披露宴の時に、新郎新婦の横に座ってた「仲人さん」のイメージです。
この場合は「頼まれ仲人」と言って、昔から言われる「仲人さん」とはちょっと違うみたいです。本物の仲人さんとは、「釣り書」という「お見合いをしたい人の情報」をもって、あちこちに声掛けをし、お見合い相手を探し、結婚までのお世話をする人のことです。
私たちの時代(1990年代)には、本物の仲人さんは少なかったと思います。
本物の「仲人さん」がいてくれたなら、山田君も婚活に苦しまなかったことでしょう。
生涯未婚率(50歳時点で結婚したことのない人の割合)
生涯未婚率を見てみますと、男性が「23.4%」 女性が「14.1%」となってます。
5年前のちょっと古いデータなのですが、山田君もこれに含まれております。
実に男性の約4人に1人が、結婚したことがないと言う事実に驚きました。
そう言われれば、確かに私の周りにも「50代の独身男性」をみかけます。
今の時代での「結婚」って難しいのでしょうか。
一昔前までは、誰もがあたりまえに結婚していたのに、なぜ今のように厳しい状況が生まれたのでしょうか。
晩婚化の原因
今は「晩婚化」が進んでいると言うことは感じておりましたが、当事者ではないため深く考えたこともありませんでした。
「晩婚化」の主な原因は、「女性の社会進出」と「若年層の経済的不安定」にされているとあります。
確かに、女性がキャリアを積んで、ちょうど認められる時が24歳から25歳頃で、仕事の苦労が報われるときに結婚どころではありませんよね。
それと、私も含めてですが、今の時代、この先給料がどのくらい上がるかが見えず不安で結婚どころではありませんね。
そんなことも含めて、「晩婚化」が進み、気が付くと山田君のように結婚のタイミングを失っているとうかがえます。
私の時は、男性26歳、女性22歳くらいで結婚するのが流行っていたと言うこともあり、私は結婚することができたのですが、あと10年遅ければ、私も婚活に苦しんでいたかもしれません…。
ん??山田君は私と同世代なのですが、なぜ独身なのでしょう??
それは、また別の機会でお話します。
まとめ
今回のブログでは、日本の結婚事情として「お見合い文化」が薄れたことにより、結婚自体が難しくなったということ。その生涯独身率も驚くべき事実でありました。結婚が難しくなった背景には、「晩婚化」が影響しており、「結婚したくても簡単ではない」と言うことがあらためて分かりました。
婚活に苦労されている方もたくさんいらっしゃると思いますので、簡単に「親友を結婚させる」という表現を使うべきではないと、少し反省しておりました。
ですので、私も真剣に「婚活」について向き合い、山田君と接したいと思います。
今日は、ちょっとだけですが山田君の一面も見えたことでしょう。
山田君もこのブログを見ると思うので、ちょっと一言。
「山田、頼むから明日の電話で、名前を変えろとかもう言わないでくれよ」
そして、「結婚事情が大変だから、俺が結婚できなくて当然だ」とかも絶対言わないで。
あと、彼が言いそうなことは……。
あっ!すみません。一言どころか二言も(笑)
このブログは、「親友に幸せになって欲しい」とのことから始めたものなのですが、これを読まれる「婚活中」の方々とも一体になって「幸せ」をつかみ取りたいと考えております。
まだまだ内容も未熟ですが、私も頑張りますので今後とも宜しくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!