こんにちは。高橋聡(たかはし さとし)です。
今日は、新型コロナウイルスの影響もあり、外出を自粛しておりました。
昨日、山田君に「今までやってきた婚活」の話を聞きましたので、そのあたりを紹介させていただきます。
私 「ところで、山田って、どんな婚活をしてきたの?」
山田 「うん。そうだなぁ。一番多く取り組んでいるのは、婚活パーティかな」
私 「そっか。で、なんでうまく行かなかったの?」
山田 「なかなか良いなと思う人に会えなくてね。たまにその場でカップルにはなるんだけど、その場限りと言うか…」
私 「なるほど。その時の話を聞かせてよ」
山田 「3年前くらいかな。あの時は……」
話は3年前にもどります
婚活パーティと言っても、年齢別だったり趣味別だったりと色々な種類があるみたいです。
山田君が初めて参加したのは、男女20代~40代のもの。山田君当時47歳です。
そのパーティとは、ごく一般的なものらしく、男女25組(計50人)の参加でした。
ちょっと流れを説明しますね。
まずは、参加申し込みをして、当日会場にてプロフィールカードを記入します。
パーティが始まると、番号順に席に着きます。向かい合わせの席には、異性の同番が座ります。司会の合図をもって、まずは向かいの席の方と話をします。この時間3分。
司会の合図とともに、席を一つズレて隣の人と話をするという感じで、参加者が一通り全員と話ができるシステムです。
それぞれ3分間の話を終えると、ここで気になった方の番号をスタッフの用意した箱に入れていきます。(中間インプレッションと言うらしいです)スタッフが開票し、自分が誰に気に入られているかを知らされたうえで、フリータイムへと進みます。
フリータイム終了後、それぞれが気に入った方に投票し、お互いの希望が合えばカップル成立というものです。
その後は各自の責任のもと、連絡先を交換して付き合うのか、どうするのか。
以上がその時の「婚活パーティー」だったらしいのですが、
当の山田君はまぁまぁモテまして、中間インプレッションでは、5名の女性から今でいう「いいね」みたなものをもらって、フリータイムに臨んだのですが、結局カップルになるまでには至らなかったようです。
現在にもどる
私 「5人にも気に入られて、どうしてカップルになれなかったの?」
山田 「だって、おばさんなんだよ!」
心の声(んっ!?お前もじゅうぶん、おじさんだ…)
私 「お前よりも年下だったんでしょ。話した感じはどうだったんだよ?」
山田 「いや、顔も気に入らなかったから、話も適当にしてた」
心の声(それはないんじゃないか!?せめて話をして人間性もみてみないと)
私 「ところで山田、どんな人と結婚したいの?」
山田 「うん。歳は28歳から35歳くらいまでかな。顔は桐谷美玲のような人」
「で、料理も上手で家事が完璧な人だな。それから、うちの両親の面倒も喜んでみてくれる人がいいな」「あとは…
心の声(山田、お前は何様なんだ!?そんな人がいたら、俺だって…。いや、お前何歳だよ)
私 「待て、山田。そんなこと言ってるから、結婚できないんだよ」
山田 「そうかな。そうでなきゃ、今まで独身でいた意味がなくなる」
心の声(いやいや、今まで独身でいたのは、お前の性格に問題があったからだ。すでに選べる歳ではないぞ)
私 「なるほどな。でも、もう少し理想の幅を広げて考えないと進めないぞ」
山田 「う~ん」
さすがの山田君もこれ以上の「無謀ともいえる理想」は語りませんでした。
現在に至るまで、幾度となく「婚活パーティ」に参加しているようですが、自分の理想に合わない人とは関わらないというスタンスを貫き、気に入った人には自分の年齢で拒絶されるという、不毛なパーティとなっているようです。
たまに、カップルとなるようですが、その後にお付き合いに発展することもなかったみたいです。
今回、あらためて話を聞いてみると、かなり難しいと感じました。いや、「婚活」が難しいのではなく、山田君の「結婚」が難しいと言うことです。
今回までブログに書かかせて頂きましたが、「結婚したいのに結婚できない人」であり、あまりにも「理想」が高すぎます。
妥協をしてまで「結婚」しろとは言いませんが、「どうしても譲れない」部分以外は寛大な気持ちをもって取り組まなければ、進むわけがありません。
どうしたものか。ちょっと考えてみたいと思います。
本日のまとめ
今回は、山田君に聞いた「婚活」の話を中心に記載させていただきました。
内容をご覧になって頂ければ分かりますが、もっと山田君と真剣に話し合わなければいけないようです。
現在、「婚活」に苦労されている方のなかに、こんな山田君のように考えている方は居ないと思います。さすがの私も、簡単に「結婚させる」とは言えない状況と気が付きました。
今はコロナウイルスの影響で、満足な「婚活」も出来にくい状況ですので、もっと考え、もっと山田君との話し合いの場をつくるつもりです。
始めた以上は、最終目標に向かって頑張っていきます。
そして、こちらをご覧になられている方々のお役立てできればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!